介護施設の食事で入居者の食欲を高めるための工夫について

介護施設の食事で入居者の食欲を高めるための工夫について

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介護施設での生活において、毎日の食事は楽しみな時間のひとつといえるでしょう。
しかし、毎日同じような献立や単調な味付けでは飽きてしまい、せっかくの楽しみも半減してしまいます。
高齢者の食といえば質素なイメージが持たれがちですが、そういった固定概念にとらわれない食欲をそそる食事を提供している施設が多く存在しています。
例えば、和食や洋食、中華が選択できたり主食を変更することができるなど好みに合わせて選択することができる工夫がされています。
また施設の献立が毎回同じようなものにならないために、お正月や節分、七夕やクリスマスなど季節の移り変わりを感じられるものも提供されており、介護施設の中で四季やイベントを体験することができます。
こういった工夫を行うことで普段なかなか箸が進まない食が細い高齢者でも、食欲が湧いてきて食べるきっかけに繋がることも期待できます。
献立のバリエーションを増やすことでマンネリ化を防ぎ、介護施設での生活をより良く過ごすことができるでしょう。

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介護施設で食事作りのレクリエーションを行うことの効果について

介護施設に入居している高齢者の中には加齢のために胃腸の機能が弱くなってしまったり、味覚を感じにくくなったりといった理由から食に対する興味を失ってしまっている人も少なくありません。
そのため、入居者たちが楽しみながら食と触れあうことで、食欲を引き出したり、心の健康につなげるためのレクリエーションを取り入れている介護施設が増えています。
中でも昼食と夕食の間に食べるおやつを一緒に作るレクリエーションは、ごく簡単な調理の過程を楽しみつつ、食事で摂りきれなかった栄養を補給できる点が大きな魅力です。
フレンチトースト、白玉団子、クレープ、プリンといった栄養価の高いおいしいおやつ作りをみんなで楽しむことで、心のリフレッシュや健康増進の効果も期待できます。
調理をしながら入居者同士の会話が弾んで昔話に花が咲いたり、童心にかえって笑い合ったりと良好なコミュニケーションをとれる場合も多く、脳によい刺激を与えることも可能です。

著者:間瀬照義

筆者プロフィール

福岡県北九州市生まれ。
介護施設で働いています。
ここでは得た知識を基に更新していきます。